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No.4 Winter to Spring 2004 |
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1988 Z31 200ZR‐Ⅱ 2by2 |
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当時より、汎用性の高さから新世代の高出力車用のエンジンとして、標準になるであろうと言われていたV型6気筒エンジン。 その搭載を前提として設計されたZ31の中ではまさに「異端」であり、逆に過去のフェアレディZの伝統であった直列6気筒エンジン搭載の機体としては「正統」に位置するモデル、それが200ZR系である。 このモデルの一番の特徴的なところは(これはむしろ、200ZR系に対するオーナーの接し方なのだが)、歴代のZの様に、排気量の拡大やタービン交換等のポテンシャルアップを受けた機体が比較的多いことである。 事実、整備するスペースを確保しやすいなど「改造」するには都合がよく、VGエンジン搭載の300・200系よりRBエンジン搭載の200ZR系の方が、何かと当時のチューニング雑誌を賑わしていたようだ。 | ||
しかし、いくら改造しやすいからといって、それだけが200ZRを改造する動機になるものだろうか? ではなぜ200ZRはチューニングのベースとして支持されていったのだろうか? 遠い日のZの様に…。 |
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「秘められた力」は自分が解き放つのだ、という思い―。 それに応えることができたのは、200ZR。 |
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![]() 撮影車両の主な仕様
OWNER : Ichinichioyaji |
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